リサイクルショップの原価率ってどれぐらい?
- gatree
- 2024年2月3日
- 読了時間: 3分
<ハードオフさん>
公表されているデータからもわかるように粗利率は68%を推移していることがわかります。ここの数字だけ見るとぼったくりだといわれるかもしれませんが、決してそうとはいえません。
なぜかというと、リユース商品は新品の商品と違い、1点1点を販売する為、クリーニングや修理、商品を置く為のスペース確保、車両費、人件費などなど販売に関する費用が多くかかってしまうからなのです。
これ以外にも多くのリユースショップさんが似たような粗利率で運営されています。しかしながら、商品カテゴリーによって偏りもありますので、そこを今回ご紹介させて頂けたらと思います。それによってどういったカテゴリーが出品代行に向いていて、どのカテゴリーが買取に向いている性質を持っているのかご参考いただけたらと思います。
■粗利率の高いカテゴリー
<衣類、雑貨類等>
現在メルカリやヤフオクなど個人でも気軽に売買できることに加え、ブランドやデザインの好き好き、季節天候などによっても左右される為、在庫を抱えるリスクも高いことから利益率(10-20%)を低く設定しているお店さんが多いです。

<家具、大型家電>
基本的に出張買取になり、回収費用を加算して査定するので、利益率(10-20%)で買い取られるケースが多いと思います。しかしながら例外もあり、家具であればデザイナーズ等稀少性のある家具や大型家電も黒物(大手メーカーの大型液晶テレビ※5年以内)など販路によって原価率が50%以上になることもあります。私はもともと大手量販店で勤務しておりましたが、新品でも、もともと白物家電といわれる(冷蔵庫、洗濯機など)と比べ、黒物家電は本当に低い利益率で販売をしておりました。競合が来ると泣きそうになりながら対応していたことを思い出します。

<骨董品>
全体的にみると一般的なリユース品に比べ市場が小さい為、粗利率は高い傾向にあります。また、あまり詳しい知識を持たないリユース店が、どういった商品なのか、いつの時代のものなのかなど、わからない状態で買取している為、そういったお店を利用した場合には痛い目に合うかもしれませんので、ご注意ください。逆にトレンドの商品(今であれば備前焼煎茶器、中国骨董品、現代アート)などは原価率が80-90%ということもありますので、まずは詳しい知識と販路を持っているお店に相談することが大切です。

などがあげられます。まだ他にもありますが、きりがないので代表的な物だけあげさせていただきました。
逆に、嗜好性の高い楽器、ソフト関連など安定しないカテゴリーも多く、お店独自の販路や利用している古物市場(仕入れする為の市場)によって変わります。
いかがだったでしょうか?
少しでも参考になりましたら、幸いです(^-^)
このように高い粗利率の商品は出品代行向き(運搬コストや保管倉庫で場所を取るもの、清掃に時間がかかるものなど販売管理コストがかかるもの)といえると思います。
また、さらに当店は販路を常に広げてきており、買取、出品代行の両観点からお客様にとって最善の方法で大切なものをご売却して頂けるように日々進化しておりますので、お気軽にご相談くださいませ!
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